最後の職漁師

皆さん、こんにちは。お暑うございますねぇ。

こちらは、朝から結構な日差しでありましたが、風がいつもと逆の西風で結構過ごしやすい一日となりました。

もっとも、久しぶりに離島へ行っていて、海を渡る風の中で木陰ばかりを選んで過ごしていたのでありますが。

でも、吹く風はなんとなく爽やかな気がしておりまして、なんと云っても、昨日から秋になったのですから。

さて、今日は　「日記帳」　の話。

このトコロ、オリンピックの話題で盛り上がっておりますね。北島君は残念でしたが、愛ちゃんは良かったですね。

銀のメダルのインタビューで感極まった感じは、〝好かったねー。頑張ったねー。〟と素直に感じました。

出来る事なら選手の皆さんには、皆にメダルをあげたいモノです。

さて、だいぶ前に、会社の先輩が「omeちゃん、猟師の知り合いからシカ肉貰ったら、ワシは食わんけんやるわ」と云っていたのですが、最近　「外の冷蔵庫に入れといたから、持ってけや」　と云う連絡が入りました。

「美味し国の人はシカ肉も食べないのねー」　しめしめと冷蔵庫を開けると、黒いビニール袋に入った物体が。

　この大きさのモノ

私的には、１Ｋｇとかそんな単位の話だと思っていたのですが、片足丸ごと冷やしてありました。(◎_◎;) ！

流石に、家に持って帰ると不二子ちゃんからひんしゅくを買うと思ったので、不二子ちゃんのおじさんに連絡を。

この人は、私の町界隈では結構有名人で、　「髭のたかぼー」　と呼ばれております。

鳥羽市本町で　「入船」　と云う居酒屋を経営しているのですが、商売はもっぱら奥さんに任せておりまして、野に山にイノシシ・シカを追いかけているのでありました。

電話連絡すると、　「ちょうど今、イノシシを捌いているから持って来い」　と云うコトになりました。

愛車ジムニーにシカ肉を積んで、言われた農道を走っていくと・・・

２匹のシシちゃんが横たわっておりました。

シシの獣害を少なくするために、罠を仕掛けていて　「さっき獲れたばっかり」　だそうでした。個人的な楽しみで狩猟をしているのですが、地域貢献になっているワケですね。

慣れた手つきで皮を捌き、内臓を取り出し、あっという間に軽トラの荷台へ。

　ごめんね

「夏のシシも、食べれるんすか？」　と聞きましたら、大丈夫とのコト。見せて貰ったら、脂もしっかり付いておりました。

この、シシで２０Ｋｇ位だそうです。

この前の釣りで汲んだ、ジムニーに積んであった天然水で手を洗って貰い、ブログアップの了解を頂きましたので紹介しちゃいます。

　道を究めると仙人のようになる

シカ肉を渡す時にちゃんと　「加工してから頂戴ね」　とお願いしておきました。

獣を殺す。野蛮ですが皆さんが食べているそのお肉も、流通の違いこそあれ同じコトなのです。魚でも野菜でも感謝して頂きたいと思います。